けんちく好きの家探し

建築好きが自分の家を探す話

マンション探しで得た豆知識

最近知ったこと。

 

・水道のメーターは8年で使用期限が来る。中古マンションは期限切れのまま使っていることが多く、飲食店などが入っている物件だと大きなトラブルになることがあるらしい。

→期限はメーターの蓋を見たら書いてあるので、チェックしてもいいかも。ただし、メーターを変えるお金があるなら構造とか外壁に投資したい、など後回しになりがちなんだそうです。

 

・断層の真上は建築基準が異なる

→そりゃそうかとも思ったのですが知らなかった。正直、日本に住んでいる限り地震のことは気にし出したらどうしようもないのかもな。いつかは死ぬし多少古いマンションでもいいよね。とはいえ管理の行き届いていない、断層の近くの築40年のマンションに住むのは自殺行為だと思う、それくらいの感覚の私です。

 

・修繕積立金の滞納は他の住人に請求され「ない」

→勝手に「滞納があるマンションは他の住人が代わりに払わなきゃいけない!サイアク!」と思っていたけど、そんなことはなく普通に管理会社が取り立てるっぽい。異常に修繕積立金が高いマンションは、資金計画がうまくいってないか大きな修繕が必要だから、という事情があるらしい。さらに、割安っていうのはけして良いことではない。中規模以下のマンションは住人が少なくどうしても一人あたりの負担は大きくなっていくらしい。など。

 

・誰でも簡単に住宅ローンが組めるようになったのは、銀行と購入者の間に保障会社が入るようになったから。

→最近、年収や返済可能性に関わらず簡単にローンを通すことが増えているみたいなんだけど、それは銀行と購入者の間に保証会社が必ず入るようになったからっぽい。これっていわゆるサブプライムでは?と夫が銀行屋さんに言ったところ「まあそうですね」という返答だったらしく震撼した次第。その背景には、人口減少によりローンを組む人自体が減ってきており、その補てんをするためだそうです。保証会社は潰れることが多く、そういう焦げ付きが増えて行ったらどうなるんだろう…。怖いやん…。

 

・新耐震の築古マンションは建築士に頼めば耐震診断なしで耐震基準適合証が手に入る。

→これっておかしくないですか。それなら旧耐震の耐震検査済みマンションの方が良いと思うんだけど。しかし構造家さんによると、新耐震の方がやっぱり安心なんだって。それだけ基準が全然違うんだねー。

 

・新耐震は1981年6月からだが、1981年竣工のマンションは旧耐震の基準で建てられている可能性が高いので1982年以降が安心

→考えてみればそれはそう。

 

・マンションが最初に売りに出されるとき、不動産会社はまずはリフォームなどを請け負う業者に話を持って行く。

→これ、これなんですよ残念なのは。その他条件は良いのに、中途半端なリフォームをされた残念なマンションは買う気が起こらないのです。不動産屋さんとしてもスムーズな取引のできる業者は非常にラクな取引相手。普通の購入者はめんどくさいもんね。ただ、「業者価格」はリフォーム料と利益を見越して「一般流通価格」の数百万円下なので、それを嫌って業者に売らない家主もいるそうです。私が観てきた物件はそういう場合が多かったかな。値段もそれなりに強気ですが。まあ、うまい話なんてそうそうないよねということ。

 

色々と知識ばかり増えていき、肝心の家が見つからない私なのでした~。

 

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