けんちく好きの家探し

建築好きが自分の家を探す話

動き出す

⑨テラスつき都心マンションの返答が帰ってきました。

利用規約については、「色々置くのは難色示す」という曖昧な答えでした。テラスつき住戸がほとんどないマンションなので、議題になったことすらないのかもしれません。これは住んでから正式に議題に上げないとどうにもならんだろうなあ。下階住人はほぼ不在、そしてなんと「構造検査・補強済み」とのこと。これは素晴らしい。今まで見てきた物件で実際に補強している物件はとても珍しかったので、たいそうテンションが上がったものです。古い物件を買う懸念点の一つは安全性でしたが、これが担保されるとなると話は変わります。

提示価格は、レインズで周辺の同等物件の㎡単価を調べて算出。家主から提示された最低価格より多少下です。交渉に入ります。さっそく不動産事務所に赴き、ローンの事前審査と申込書を進めることにしました。

 

これだけ長く探していて、いきなり色々動き出したのでワクワクしましたのですが、「私の家探し、本当に終わっちゃうの?」と矛盾した寂しさを感じたりも。我ながらつくづくめんどくさい。

というのも、やはりこの物件でも、当時の賃貸マンションを超えられなかったからです。

立地は勝っているし、価格もたぶん勝っています。建物の好みも勝っていました。ただ、室内の採光窓とか、向きとか、テラスの広さや解放感とか、テラスから見えるものとかがちょっとずつベストではなく…。検討している階がかなり上層階であることもプラスではありませんでした。テラスはあまりに上層過ぎると風ばかり強くなって使いづらいんですよね。自己ベストは更新したけど、目標にはわずかに及ばず…という感じ。でも2年探してこれがベストなら、これが落としどころなんじゃない?という気持ちにもなり、煩悶しながらも印鑑を押してきました。

 

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