けんちく好きの家探し

建築好きが自分の家を探す話

「オーナーチェンジ物件」を住むために買うには

「オーナーチェンジ物件」とは賃貸者が住んでいる状態で買う物件のことです。なんだかめんどくさそうだけど、普通に自分が住むために買うことはできるのでしょうか。不動産屋さんに聞いてみると、

1.金利の安い住宅ローンを使えない

2.賃貸者が退去するまでは気を遣う

とのことです。

 

1.については、賃貸者が住んでいる時点で投資用とみなされるので、金利の安い住宅ローンが使えず、金利の高いアパートローンというものになるそうです。今の金利を見てみると、固定だと住宅で1%程度、アパートで2%程度でした。利息分の総額がだいたい倍くらいになり、住宅ローンで1000万利息があるとしたらアパートローンで2000万。でかい。住宅ローン減税などの優遇措置も軒並み使えないので、さらに厳密に計算するとかなり割高になってくるのかもしれません。

ただし、オーナーチェンジ物件でもキャッシュで買える場合はお得です。現金を持っている人はこういう時も強いのだ。

そもそもなんでこういうことが起こるかというと、投資目的とみなされると住居は別にある、すなわち喫緊ではないので返済しない可能性があるからということでした。うーん、そんなもんなのか。思っているより踏み倒しとかって存在するんだろうなあ。お金の世界はよくわからん。

 

2.については、相手あってのことなので何とも言えませんが、リスクをはらんでいます。貸主の最低限やるべきことは「最短でも半年以上先の引っ越しをお願いする」ということで、あとは借主の出方次第です。もし運よく借主都合で引っ越すならいいのですが、そうでない場合半年後の引っ越しになっても引っ越し代金や新しい家の敷金礼金などを請求されることもあるとか。ファミリーの引っ越しで100万くらいでしょうか。さらに、家賃滞納していたり、使い方が酷かったり…ということもありうる。その場合はお金も精神力も使うかもねという感じです。そんなわけで、間に業者なりを入れてやった方がいいでしょうということでした。

 

いい物件なのに1か月くらい掲載が続いている物件を見ると、オーナーチェンジ物件がであることが多いということに気づきました。

順当に考えればお勧めできないやり方ですが、あんまり急いでおらず、賃貸収入が黒字、あるいは現金で買えるなどの条件があれば、なくはないかな~。

 

他のマンション探しブログはこちらから↓↓

ブログランキング・にほんブログ村へ