けんちく好きの家探し

建築好きが自分の家を探す話

物件⑤いちおうペントハウス

まだ買ってもないのに中古マンション上級者のような気分になりつつあった頃に見た次のマンションは、なんとペントハウス。ただの最上階じゃなくて、ちゃんとテラスに面したLDKがあって、他の住戸とは違う規格の窓・サッシがあって、吹き抜けがある物件。でも、高級住宅街でもなんでもない、強いて言えば下町みたいな立地です。え、こんなとこに!?と驚きました。なんとなく、ペントハウスってニューヨークとかにあるこういうのをイメージしていた私↓

f:id:glasstruct:20180424161240p:plain

全くもってこういうペントハウスではないのですが、一応「広いLDK、吹き抜け、テラス、窓の規格が最上階だけ違う」などの要素は拾っています。そういえば、ペントハウスってそもそも搭屋という意味でビルの屋上に独立して立っている建物らしい。

外観があまり好きではないのが残念ですが、バブルの残滓を感じつつも落ち着いた色合いのマンションです。何しろ90年代前半生まれ。なるほどね。

立地は2つ並んだ駅の真ん中なので理想よりだいぶ寂しいのですが、ファミリーに人気のエリアで、何より有名なデザイナーの方の事務所が近かったのでたまに通っており、良いイメージを持っていたところです。夫も珍しく興味を持って「ここにしよう」と言っていました。待て、早まるな。この辺、保育園がないぞ。

これらの情報は、グーグルマップの航空図と、(夫氏によると「腐ったような」^^;)画像の荒い建設当初図面を見比べたりウンウン唸ったりして読み取った情報です。なぜよく分からないかと言えば、賃貸者が住んでいて内覧できない、いわゆる「オーナーチェンジ物件」だから。そんな事情からか、相場より手頃な値段設定であり、街中立地ばかり見ていた私たちの予算よりも数百万下くらいでした。

でもなんとなく「いい物件らしいニオイ」を感じていたので、不動産屋さんに超前のめりで「写真をください」だの「物件の詳細情報をください」だの頼んだので、もう少し知ることができました。

買うとすれば、次回更新日または半年など賃貸者が退去されるまで賃貸収入でローンをカバーしつつ、今のマンションの賃料も払いつつということになります。賃貸収入が思ったより高かったので、むしろ毎月は黒字になりそうです。こういうやり方もあるんだなあ。でも、内覧せずに買うのはだいぶ勇気がいります。

余談ですが、この物件はネットに出た瞬間に電話したので、担当者さんが「早いですね」と驚いていました。この頃にはかなり前のめりだったので、1秒も争う感じで動いていました。

どんだけや。

 

他のマンション探しブログはこちらから↓↓

ブログランキング・にほんブログ村へ