けんちく好きの家探し

建築好きが自分の家を探す話

物件②建築家のつくったマンション

次に見たのは、パッと見で建築家物件と分かる、70年代の低層集住です。これは本当に面白かったし、居住中の家主さんがいかにもデザイン好きの老夫婦で、デザイナーものの家具や、彫刻、アートがそこかしこに飾ってあって本当に楽しい内覧になりました。

立地はブランド力が高くて華やかなものの、二つの駅のちょうど間くらいで、個人的にはイマイチでした。小学校はすぐ近くなのでいいんだけど、人気の高級住宅街で余剰地がなく、保育園の競争率が高すぎるのが怖いエリアです。物件の流動性という意味では良いエリアではありました。

中身はというと、外玄関から直接住戸に入れて、SOHOができるような作りになっているので事務所兼用にも最適。トイレも2つ。

ただ、平米単価だと手頃なのですが、私たちには延床面積が広すぎて、結果的に価格が高めでした。流通している物件よりもかなり広いので、平米単価を落としているんだろうなという感じです。両親はここがいい!頭金だそうか?と言っていましたが…。同じマンションの、半分以下の面積だったら買っても良かったんだけどなあ。外観もちょっとキッチュすぎるきらいがあって、即決はできないな~。

なんてことを言っていたら、ここも早々に申し込みが…。

 

いいなと思ったら速攻で売れていく現状を見て、「どうやら自分は急流の真ん中に立っているようだ、ぼんやりしていたら魚は取れないな」と火がついてきたのがこの頃です。


Chopin Etude Op 10 No.4 Valentina Lisitsa

「急流」という意味の曲名がついた曲です。なんだか焦ってきた!

 

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