けんちく好きの家探し

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⑩正方形マンションの金額交渉

話を進めている「⑩正方形角部屋マンション」ですが、いつもの手順で希望価格の提示を行っています。私なりの方法ですが、

1.そのエリアの同条件のマンション(築年数と駅からの距離を基準に、構造や用途地域などで絞ります)の㎡単価をレインズなどで出します。

2.(自分の基準ではなく、一般的に考えて)リフォームの必要性や向き、採光面などで判断して、提示価格が適正かどうか考えます。特に費用に関わるリフォーム必要性は良く考えました。

3.割高と思ったらその理由を書類にして不動産やさんに提示します。

ここまですると頭ごなしに「それは無理です」とはならないので、あとは売主が決めること。特に私が探していた時期は強気の価格が多くて、販売実績の一番高い㎡単価に猫も杓子も合わせている感じでした。実際は通常よりもリフォーム必要箇所が多かったりする物件もあるので、割高と思ったらちゃんと言った方が良いと思います。

大幅赤字だと数年後売るに売れないので、こういうことはまじめにやりたいです。

 

さて、「正方形角部屋マンション」ですが今まで「値下げ一切お断り」という姿勢だったらしく、無理かなあと思いつつ交渉してみました。希望は-100万。その結果は…?

 

結果は「交渉一切お断り」ということでした。同マンション内で同価格で売れた実績があるらしく、販売を急いでもないので下げる必要性がないようです。

この頃中古マンション価格はむちゃくちゃ高くて、「そろそろ天井なのでは」「今は一番買わない方が良い時期」と言われていました。そんなこんなでトーンダウン気味。保育園も新しい所に決まってしまい、住居を変えずに回っていたので、引っ越しは急がなくてもいいかな…と思ってしまったのでした。

後日談ですが、このマンションは1年売れ残り、「100万下げるから買いませんか?買わないなら業者に売ります」という営業電話を受けました(あれ?どっかで聞いた流れ…)。その頃は別の良い物件のあてがあり、丁重にお断りしました。そして、リフォーム後も売れ残り続けたという…。今は買う側だけど、売るのって判断やタイミングが難しいんだろうなーと実感した一件でした。

 

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