けんちく好きの家探し

建築好きが自分の家を探す話

物件⑦希少立地のビンテージマンション

この頃は毎週2・3軒内覧に行っていて、若干ヤケクソ気味でした(何)今の家が一番好きということは分かったので、むしろこの家を買えないかと画策したりもしましたが、無駄でした。それならばと、家の周辺にある眺望がいいマンションに絞って、今度は面積をゆるめて探し始めました。65㎡死守だったのですが、こうなりゃ50㎡でもいいわい。

そのタイミングで出てきたのがこのマンション。こちらも(しつこいですが好きな人の間では)有名なビンテージマンションで、何より今では不可能なものすごい立地に建っていたので前からいいなと思っていました。

電話してみると、もう何件か申し込みがあり、内覧の予定も詰まっているとのこと。早、、もうムリやん。笑 まあでも、一縷の望みはあるかもと見に行ってみました。築古なのでローン審査が通らない例が多いらしく*1、また空家で内覧させやすいので、申し込みがあっても内覧は継続しているそうです。ほんまかいな。

見に行ってみると、共用部から私の好きなビンテージマンション要素がいっぱいでかなりワクワクしました。良く手入れがされていて、住民愛を感じるところも◎。

さて室内はというと…なんと私が期待していた眺望は反対方向でした!ショック過ぎる。ううむ。でも、繁華街を見下ろす感じで嫌いではありません。

室内が潔いまでに古くて、1970年代当時の壁や作り付け家具がそのままでした!相当レアだと思います。お金がかかったマンションだったんだな、と分かるような良くできた作り付け家具で、もちろんスケルトンリノベが前提なのですが「これはこれで面白いなあ」なんて思いながらじっくり見ていました。

狭いけれどなんだかイケる気がした私は、とりあえず初めての「申込書」を送りました。次はローン審査。ってまだやってなかったんかい。

 

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*1:築古でローンが難しいのは、銀行によっては返済期間10年縛りなどの例が出てくるためです。以前見に行った「②建築家がつくったマンション」も、築古で高額だったのでその後3組ローンがうまくいかず断念され、しばらく買い手がつかなかったようです。また住宅ローン控除なども受けられないことがあるので、やはり新築や築浅を買う方が色んな意味でいいんだろうな~。