けんちく好きの家探し

建築好きが自分の家を探す話

ビンテージマンションの魅力

個人的にビンテージマンションが好きなのですが、理由は60・70年代のモダニズム風デザインと重厚長大な素材感が好きだからだと思います。80・90年代はちょっとクドく感じるし、00・10年代は優等生でそつがなさすぎる感じ(好きな人はごめんなさい、ただの好みです)。その当時高級マンションだった築古物件などは大好物です。今では使われないような天然石や螺旋階段の意匠、備え付けの味が出たレザーのチェアなどがたまりません。

子供が生まれる前、秀和レジデンスという(好きな人の間では)有名なマンションに住んでいました。街中のめちゃいいところに建っていることが多いマンションですが、何しろ古いので家賃はそこそこ。何より特徴的な真っ白凸凹外壁や出窓のアイアンの柵などのディテールが素敵に思えて、雰囲気のいい街中の生活も気に入り、そこに住んだ数年はかなり幸せでした。水回りは致命的に古かったのですが、お陰様で古い設備に免疫ができてその後暮らしやすくなりました(何)そんなわけで、今回のマンション探しでも70年代は躊躇なく見ていました。

わたしは昔から骨董品を美術館で見るのが好きだったので、完全に好みの問題なんでしょうけどね~。夫はこういう好事は全くわかんないらしく、人の感覚って不思議だなーと思った次第です。

なお、建築関係の人に言わせると「地震が怖い」ということでしたので、特におススメはしません。

 

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