けんちく好きの家探し

建築好きが自分の家を探す話

物件①70年代とは思えない外観だったマンション

最初に見に行ったのは、前々から「なんだこのモダニズムなマンションは…」と思っていた物件です。うまく説明できないのですが、コンクリートのシンプルな外観はつい最近できたようなシンプルさなのに微妙な造形意識も感じさせて、モダニズムの香り(むしろブルタリズム?)がするのです。今回改めて築年数を見ると、驚きの70年代でした。その当時、周りに比べてとても洗練された物件だったろうな。

立地は、華やかさはないけれど都心駅近で緑もあるので合格点。

さて部屋はというと一昔前の感じで、リフォームしながら住み継いできたようなチグハグさが随所で衝突しており、住むならスケルトンリノベが前提でした。それを勘案すると、物件価格が高めなのが痛い。大規模修繕済みだったし、面積は理想よりも広く、今考えると取り立てて割高というわけではないのですが。

景色はちょうど街路樹の梢にかかる高さで、想像していたよりかなり素敵でした。都心立地でこの緑の雰囲気は得難い。広々したリノベをしたら、気持ち良い空間になりそう。私の中で「都心のツリーハウス」というお花畑なイメージが出来上がっていました 笑

そう思った人が私たちの前に見に来ていたらしく、残念ながら申し込み済み、とのこと。ご夫婦二人で広めのワンルームに変えて住むそうです。いいなああああ。

今でもたまに見かけるけど、あの外観は大好きです。クールかつ古い感じで、あまりない外観だと思います。

 

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