けんちく好きの家探し

建築好きが自分の家を探す話

物件探し、やっぱりやめる?

不動産投資に詳しい上司と雑談していて、物件探しがうまくいっていない話をしていると「五輪終わるまで待った方がいいんじゃないか」と言われました。

実際、先のテラス物件を別の不動産屋さんに査定してもらったのですが、私が考えていたよりもさらに低い額が提示され、ショックを受けていたところです。曰く「今は実際の価値の1.4倍くらいで売れてしまう時期なので、価値が激減するのは覚悟しておいた方がいいですよ」と。そんな時に、高めの価格にリノベ費用までプラスしたら目も当てられないのかも…。それは嫌だなあ。一番嫌なのは、割高で買った物件でローンを組んで、いい値段で売れず、次の物権なり戸建てなりの資金が用意できなくなることです。

でも、今、住みたいんです。あと数年待つとか嫌すぎる。どうしたらいいんでしょうか。仮に数年後までの家賃が数百万として、割高だという今現在の物件価格からその家賃分を引いてもなお高すぎるのか。その間のQOLはどう計算するのか。

そんなことを考え出すと、「やっぱり、自分が納得できる値段なら早く買いたい」というのが今の気持ちでした。不動産バブルの時期に家が欲しくなっちゃったんだから、運が悪かったというほかありません。

 

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振り出し

結論から言うと、⑨都心テラス物件はなくなりました。売主の親戚の方から横やりが入ったそう。ショックすぎる。

また良い物件に出会えることを祈って、本日は筆を置きます。さようなら。。。

 

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ローン事前審査の手続き料と、横やり

金額交渉の結果が帰ってきました。こちらが提示した金額と先方が考えた下限の中間くらいの金額を提示されました。完璧ではありませんが、まずますと言ったところ。ここまで引き出してくれた不動産屋さんに感謝でした。

その他の「利用規約」「修繕積立金の残金および理事会の議事録」「構造に関する書類」ももらい、それぞれ大いに満足できる内容でした。構造に関しては知り合いの構造家にも見てもらいました。今回は構造に関するポイントが決め手となりました。

このままここに住むのか…と思い、土日はわざと周辺をウロウロしたり(と言っても普段の活動圏の導線上なのでいつも通りなんだけど)、プランを引いてみたり。改めて、まあここでいいかないう気持ちになってきました。今住んでいる所よりも繁華街よりなので、利便性重視の私にとっては「むしろ早く引っ越したい!」とすら思い始めました。本当ゲンキンです。

ところが、不動産屋さんから「売主さんから待ったがかかりました。ローン審査は日を改めましょうか」という話に…。えー…。恐れていた事が起こってしまいました。

 

この流れとは関係ないのですが、ローンの事前審査って金融機関に直接行く場合と、不動産屋を通してやる場合があります。なんとなく直接の方が手数料がかからなくていいのかなと思っていたのですが、この時お世話になっていた不動産屋さんでは事務手数料を取っていませんでした。会社によってはやはり二重にとられることになるので、聞いてみたほうがいいかもしれません。私はどちらも経験しましたが、金融機関に直接行っても担当が慣れているし丁寧にやってくれるので、特に難しさは感じませんでした。いずれにせよ膨大な書類を書かされます。

 

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動き出す

⑨テラスつき都心マンションの返答が帰ってきました。

利用規約については、「色々置くのは難色示す」という曖昧な答えでした。テラスつき住戸がほとんどないマンションなので、議題になったことすらないのかもしれません。これは住んでから正式に議題に上げないとどうにもならんだろうなあ。下階住人はほぼ不在、そしてなんと「構造検査・補強済み」とのこと。これは素晴らしい。今まで見てきた物件で実際に補強している物件はとても珍しかったので、たいそうテンションが上がったものです。古い物件を買う懸念点の一つは安全性でしたが、これが担保されるとなると話は変わります。

提示価格は、レインズで周辺の同等物件の㎡単価を調べて算出。家主から提示された最低価格より多少下です。交渉に入ります。さっそく不動産事務所に赴き、ローンの事前審査と申込書を進めることにしました。

 

これだけ長く探していて、いきなり色々動き出したのでワクワクしましたのですが、「私の家探し、本当に終わっちゃうの?」と矛盾した寂しさを感じたりも。我ながらつくづくめんどくさい。

というのも、やはりこの物件でも、当時の賃貸マンションを超えられなかったからです。

立地は勝っているし、価格もたぶん勝っています。建物の好みも勝っていました。ただ、室内の採光窓とか、向きとか、テラスの広さや解放感とか、テラスから見えるものとかがちょっとずつベストではなく…。検討している階がかなり上層階であることもプラスではありませんでした。テラスはあまりに上層過ぎると風ばかり強くなって使いづらいんですよね。自己ベストは更新したけど、目標にはわずかに及ばず…という感じ。でも2年探してこれがベストなら、これが落としどころなんじゃない?という気持ちにもなり、煩悶しながらも印鑑を押してきました。

 

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⑨テラスつき都心マンション

ここにきて、あまりにも希望ど真ん中の物件が出てきました。今住んでいるような「広いテラス」があり、都心立地で、保育園も近く、校区も良く、おまけに夫婦それぞれの職場にも近い。知ったのは、なんとごく普通のアットホームのDM。あまりに理想に近いのですぐ電話を取りました。「登録したのは昨日」で、最初の電話が私たちとのことでした。先に買い手がついていなかったケース、ということは、建物か何かに問題があるんだろうか?と思ってしまいました。(わたしもだいぶ捻くれてきたみたいですね!)

見に行くと、以前賃貸で検討したことのある物件でした。その時はプランが使いづらいとかでやめたのですが、そこまで古くない物件なのに、ビンテージマンションのような、「昔高級マンションで今も大事に使われている」雰囲気がして気に入っていたのです。

この時点で探し始めて2年以上経っており、ボチボチ「以前検討したことがある物件」が増えてきていました。そういう物件はもれなく良いし、大体のことは分かっているので判断も早くなります。

値段は、テラス付きのせいか、その物件に正しいと思われる金額よりも200~300万高いと思われました。テラスは、本当に希少な存在。だから買いたい人にはすぐに買われる物件ではあるのですが、それまであまりにもたくさんの物件を見た後では割高感が気になって即決できません。

 

一旦、「テラスの利用規約」「構造検査と構造補強について」「テラス下階住人について」「私が思う適正価格まで下げられるか」など気になることを担当者に預け、家で夫とああでもないこうでもないと話し合いました。テラス大好き勢からすると、部屋を好きにリノベできて、テラスももちろん多少いじって…ああ、夢のよう。

そういっている間も、内覧の予約が入っています。先に申し込み書を出されてしまうと敵いません。勝負は「次の内覧まで」、その時点であと3日でした。

 

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一度検討したマンションの別部屋が空く

「①70年代とは思えない外観だったマンション」の別部屋が出ました。最上階の最高に眺望がいい部屋でしたが、50㎡台と残念。これは惜しかったなあ。正直買いたい物件でした。ご担当者は懇意にしている不動産屋さんでした。この方にはその後もお世話になりました。

また、「④上品ビンテージさん」にも別部屋が出ました。こちらはイレギュラーな採光面が魅力的でしたが、いかんせんもう一つの物件の値段を知ってしまっているため食指が動かず。

どちらもすぐ売れました。これらの情報は、いいなと思った不動産屋さんに自分の細かい条件をお伝えし、ローン仮審査の金額をお伝えし、物件が出る前に教えて頂いたものです。

 

こうやって「一度真剣に検討した物件」に空きが出てくるとかなり面白いです。規約や共用部分の条件などは知っているので、あとはその別部屋から見える眺望とか、広さの違いとかを見ていくことになります。

マンションは部屋によって別世界のように違います。こういうことを鑑みると、マンションブランドで買うのはかなり意味不明だと思いました。また、外観にこだわり過ぎるのも良くないんだろうな~。ううむ。

 

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ハザードマップと住みたいエリア

disaportal.gsi.go.jp

国交省が各地域の「防災マップ」へのリンクを公開しているので、そこから気になるエリアの「揺れやすさ」「液状化」「津波」「浸水」などの危険度を見ることができます。これは気にし出したらキリが無いのですが、2物件で迷っているときなどに後押しになるかもしれません。

こういうものを見ていると、歴史的に古くからある建物などは安全なところに建てられているのが分かって興味深かったです。

いつ起こるか分からない災害と、毎日の暮らし。天秤にかけるものでもありませんが、自分にとってはいくら安全でも自分が好きではない街に毎日暮らすのは苦痛なので、まずは好きなエリア→学区交通などの利便性→建物の安全性→地理的な安全性 とかなり優先度低くチェックしていました。

これらとは別に地震が起こる確率を示す「全国地震動予想地図」も存在します。

全国地震動予測地図2017年版 | 地震本部

これを見てると、日本ってそもそも住むとこじゃなくない?と自暴自棄になってしまったりも^^;特に東京はピンポイントでヤバい。首都は京都に戻した方がいいんじゃないかな…。

 

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